12月1日(土)

 ということで、内親王様がお生まれになりました。私は内親王を望んでいたので嬉しいが、まじで女の子とはびっくり。

 さて、どうするんですかね。2人目を待つのか、法改正に動くのか。女帝はともかく、男系継承をどうするかという大問題が控えているので、2人目が生まれるのをひたすら待ちそうな気もする>宮内庁。もし女系継承を認めたら、120うん代目にして初になるのでは。楽しみ。

 3時からBSでNHK杯の生放送が始まる予定だったが、2時43分にお生まれになったので、見事に1時間削られた。地上波放映の方は、深夜枠に飛ばされた模様。新宮誕生で一番慌てた一般人はフィギュアスケートファンでは。
 海外のスケートファンにもこの情報は伝わり(←日本のTV放映から情報を得ようと待っていた人達)、祝われておりました>さすがクラウン・プリンセス。

 しかしもう、TVつける気がせんな、この報道体制。

 で、NHK杯。恩ちゃんは見事2位に入って、グランプリファイナル出場決定&たぶん五輪も内定。一方、章枝ちゃんはジャンプの転倒が響いてなんと7位(ループは跳んだのに…)。でもやっぱり章枝ちゃんの演技はいいよ〜。五輪出場はどうなるのだろう…全日本一発勝負かしら。

 男子SPは、本田武史が3アクセルを転倒したものの1位。田村が4回転3回転を決めて2位!本田はスケーティングのレベルが飛びぬけているように見えたが、ジャンプはいつも通りでしたね…。

12月2日(日)

 NHK杯男子。優勝したのは本田武史だが、内容的には今いち。まあ優勝できた理由が何であれ、めでたいのはめでたいが、スポーツニュースなどでは、まるで出来が良かったかのような報道ぶり…それはちょっとどうかと。4回転は2種類とも失敗だったし…。

 男子で凄かったのは、ジュニア上がり(シニア大会初参加)のバトル君(カナダ)。もう可愛いのなんのって。素晴らしい滑りを見せて2位入賞。
 あの可愛らしさ、とてもプルシェンコと同い年とは思えません。いや、ジェーニャが可愛くないというわけではないが、あの爽やかな可愛らしさを出すには、ちと迫力と貫禄がありすぎ。

 ちなみに来年のNHK杯は京都。向こうから来てくれるとはラッキー。関西方面の方、一度生観戦はいかがでしょう?

 今日は、大学→家でTV→買物→家でTV→大学、と妙に忙しい一日だった。去年買いそびれたコートをついに買った。これでダッフルとはおさらば。

12月3日(月)

 雨が降りそうなので、頭痛に苦しむ。せめて、空が暗くなる前に痛みが来れば、天気予報の代わりにもなろうに。

 マガジン1月号。『異型の闇』はいいですね(←見たら死ぬ絵のはなし)。暗闇世界が素敵。
 バクスター『シーナ-5』は予想より面白かったが、知性化されたイカと言われても。読みながら頭を横切っていたのは、透明なイカの刺身。おいしそー。しょうゆとわさびつけて。甘辛く小芋と炊くのもいいな。増えて帰ってきたら、食べたらええやん。スルメにしてもいいし。

12月4日(火)

 午前中はバイト。インフルエンザの予防接種の人が続々と。なぜか、今年のお上の書類(定額補助を受けるのに必要)は、1人当たり3箇所もサインしなければいけないので面倒くさい。もうちょっと画数の少ない名前になっておきたかった。

 やっぱり報復したのね…。

12月5日(水)

 どんどん夜型になっていっている気がする。来週末までに戻さなければ。夜、動物舎に行くのが悪いんだよな。

 京フェスで買った『Review IKA』。周囲約2名も言っていたが、やはり丸文字フォントはとても見づらい。それにロバーツのイメージと合わない気が…。
 それはともかく、内容は言うまでもなく素晴らしくて、レビューを読むといろいろ訳して欲しくなる。『さなぎ』に思える「カイトワールド」、やっぱり気になる「フューリーズ」「地獄の淑女たち」などが特に。誰か訳してくださいませ。
 あ、あと個人的には、「有栖川有栖の『ふたたび赤い悪夢』」が気になった。

 ロシア語読めるようになりたい、その方が話が早い、と思う今日この頃。

12月6日(木)

 夜型修正中。寝る前に電子ピアノで遊んでるのが悪いような気もしてきた。結局いつも1時間近く叩いてるような。そんなことしてる場合じゃないぞ。

 この頃、ルッツの真似をするのがお気に入り(←左足で後ろに下がって、トウついて廻るだけ)。今日も教室でやっていたら、横で見ていた先輩に「ハーフルッツ?」と言われた。…一応、気分はクアドなんすけど(あつかましい)。

12月7日(金)

 数日前から左手の人差し指に痛みを感じていて、そのうち治るだろうと放置していたら、どんどんひどくなってきた。あまりに痛いので、今日医者に相談したら、安静を言い渡された。でも安静にしてたらピアノで遊べないじゃないか〜と、主治医(キンザザ仲間の先輩)の指示は無視するつもりでいたら、バチが当たったのかキーボードが叩けないほど悪化(左人差し指は中指で代理中)。う。これでは注射ができない…実験が進まない…。

 新書館に予約注文しておいた『ワールド・フィギュアスケート6』が届いた。一般発売とほぼ同日だと思うので、かなり便利。今度からずっとこうしよう。
 前回より執筆者も増え、相変わらずインタビューが豊富で面白い。トトマリのマリニン、プルシェンコと同郷なのは知っていたが、コーチも同じだったとは知らなかった。

 記事執筆の時点では明かされていなかった、プルシェンコの新しい4回転の種類については、ループかフリップという説が挙げられていた。それにしても、なぜルッツを選んだのだろう。普通に考えたら、一番跳べる確率が高いものを選ぶと思うのだが、最近の気違い沙汰のようなミーシンコーチのインタビューを読んでいると、一番難しいものを選んだんじゃないかという気さえ…。

 ところで、一番嬉しかったのが、ジャッジ兼日本監督S田さんのプルシェンコのジャンプについてのコメント。「以前は真上に跳んで同じところに降りるスタイルだったが、練習を見ていると、放物線を描くジャンプに治してきている」!
 上に跳んでそのまま降りるジャンプなのは、前から気になっていたのだ。そりゃあ、できれば放物線を描く美しいジャンプを跳んでほしいもの。そして、このコメントがジャッジの口から出たというところがまた嬉しい。

 ちなみに、表紙はヤグディンだが、扉絵は非常に良い表情をした(&髪がボサボサなのがよくわかる)プルシェンコ。ふふ。
 ということで、少しでも興味がある方はこちらへどうぞ。→新書館

12月8日(土)

 腹部激痛で一日休み。原因が分からん〜。

 今日は、NHK杯総集編とスパルカッセンカップの放映があった。総集編でアルベナ&マキシムのFDが放映されたのは嬉しい。素敵なプログラムだと思う。

 さて、スパルカッセンカップ。特筆すべきことは、世界一可愛い子持ち男、アレクサンドル・アプトがついに放映されたことでしょう。衣装もまともで、実に可愛らしい(でも、髪は切って下さい。みっともない後輩の真似はやめましょう)。
 プログラムは、踊っているところ以外は、あまり好みではなかったが(やっぱり何もしていない助走が多いと思う)まあ見所はサーシャの滑り自体にあるので、そんなことはどうでもいいのかも。目の保養、目の保養。しかしイリヤ、あんたジャンプさえ決めれば(←これが問題)勝てるのに…(泣)。

 最後に出てきたプルは、さあ真打登場、いつも通りにノーミスで勝ちました、おわり。てな感じだった。エンダーと呼んであげよう。でも、あの3A-3Tはきれいではないと思うな。きれいな時はもっときれい。

 それにしても、NHK杯のバトル君(←同い年)の爽やかさを、プルにちょっと分けてはもらえぬものかと思い、衝動的にプル@世界ジュニア(14歳)を見直すと…実はこの時からバトル君より高度な内容を跳んでたのね…>3A-2T。

 今回はなんと男子を6人放送。残り40分残して男子になったので、何が起こるのかと思った。ロシア杯でも同じようにやってくれれば、イリヤも放映圏内なのにな(4位以下に日本人が2人いるので無理だと思うが)。
 あ、あとアナウンサーが森中アナではなかった。NHK杯でデタラメ言いまくったので変更になったとか?

12月9日(日)

 大学行ったり、買物行ったり。左人差し指は全く改善せず。不便だよう。

 ヴォクト『宇宙嵐のかなた』を読み終わった。なんでこんなものを今頃読んだかって、それは勿論その辺に転がっていたから。
 いやもう、マジで面白かったっす。やっぱりヴォクトはいいねえ。話は、舞台を宇宙に変えたスラン、心理改造なんて簡単です。秘密の万能科学が絶対に存在するという信頼感の心地よいこと。

 今日はラリック杯の放映があった。一番面白かったのはペアのフランス組のアダムス・ファミリー。上位に入れるかどうかはわからないけど、見ていて楽しいのは間違いない。
 ペアはどの組も面白いような気がするな。雪ちゃんたち(申雪&趙宏博)が一番好きだけど、他の組の演技も楽しみ。オリンピックは是非ペアにご注目を!

 女子は荒川さんが凄かった。最後の最後で、3回転3回転を跳んだのにはびっくり。それにしても、3位のコーエンを放映せずに4位のヴォルチーを放映するのはどうか。せめて毎回順位に基づいて放映してくれれば、納得のしようもあると思うのだが。そんな無茶苦茶を続けるなら、ロシア杯では男子5位を放映してくれ、5位を。

 男子優勝のヤグディンは、後半バテバテで、終了直後はふらついてた。大丈夫か。あのプログラム、やっぱり前半はほとんど振付がないし、ちゃんと演技しているところと、何もしていないところが入り混じっているような気がする。今季、きれいなトリプルアクセルを見ていないのも気になるところ。
 いやライバルの心配してる場合じゃないんだけど。ジェーニャ、怪我よくなったのかしら。そろそろカナダに着く頃だから、取材してくれ>北米メディア。

 今日の「情熱大陸」は村主章枝の特集だった。章枝ちゃんの練習シーンには、ばっちり荒川さんが映っていた。あの調子の良さそうな荒川さんとの戦いなんだよな>全日本。ジャンプの調子が悪そうなのが気がかり。頑張って〜。

12月10日(月)

 先輩が来年の手帳をもらっておいてくれた。わあい。

 デジカメを買った。しかし、これは充電できないタイプなの…かな?(よくわかってない…)

 細かい雨の中、当直先へ。当直先で、先輩から貸してもらったDVD「アナザー・カントリー」を見る。先輩によると、このDVDを買ってしまったのは私のせいらしい。私が、ハリポタ見に行きたい、イギリス寄宿舎ものが好きなの〜、と騒いだために、パブリックスクールホモ映画のコレを買わねば!という気になったのだとか(それは私のせいなのか?)。ま、別の先輩も喜んでいたから、買った甲斐はあったと思いますが。

 で、映画はなかなか耽美でございました。あまり私好みの男は出てこなかったが、主人公はわりと格好よかったかも。これでホモじゃなきゃねえ。あ、あと召使として働かされていた小さい男の子達が、可愛くてよかったです。

 例によって眠れずTVをつけると、「クラシック解体新書」という関西ローカル(と思われる)番組をやっていた。落語の「寝床」のだんさんのような(つまり音痴で金持ちの)女の人の話が面白かった。
 金にあかせてリサイタルを開いていたこの人が歌った「夜の女王のアリア」が流れていたが、もう凄いのなんのって。低音部からすでに音はずれまくり。高音部なんて原曲の面影がございません。凄い人がいたものだ。


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