11月1日(木)

 日がな一日論文探していたような気もするが、気のせいにちがいない。

 学園祭がはじまるようで、大学が騒がしく、実に鬱陶しい。しかしまあ、学園祭がはじまるということは、京フェスがもうすぐだな、と気付かせてくれるという点では多少の意味があるのかも。
 学生の時は、学園祭の休み期間は京フェス準備の時期に当たっていたので、学生が準備しているのを見ると、何となく印刷したり、寝不足だったりしないといけないような気が(笑)。

11月2日(金)

 書類の下書きを仰せつかったり、論文抄読の発表をしたり。
 実験の方はいよいよ袋小路。非常にやばし。助けて。

 グランプリシリーズ第2戦、スケートカナダが始まった。スケートアメリカと違い、何となく順位の予想がつく面子のスケカナ。男子SPは、1位ヤグディン(ロシア)、2位サンデュー(カナダ)、3位ストイコ(カナダ)、4位エルドリッジ(アメリカ)、とまあ順当。2位のサンデューが頑張ったね、という感じなぐらい。竹内選手はミスが多かったようで現在9位。残念。

11月3日(土)

 ジェーニャ、19歳の誕生日おめでとう!
 これからは腰を振らずとも自然に現れる色気を期待しております。

 おかしいな、おかしいな、と思いながら、怪しい女と召使の男と子供について海外に行くと、突然彼らの態度が豹変して、マサカリで殺される、という夢を見た。こわ。

 スケートカナダ。強豪揃いの女子は、SP終わって1位サラ・ヒューズ(アメリカ)、2位クワン(アメリカ)、3位村主章枝(日本)、4位スルツカヤ(ロシア)と波乱の幕開け。
 章枝ちゃんが3位につけたのは嬉しいが、スルツカヤの4位はショック(SP4位では優勝は難しい)。明日のフリーは頑張って欲しい。

 大学経由で雨の中、実家へ。目当ては、久しぶりのたあ(犬)。しかし、どうもボケてしまったような気が(現在13歳)。確かに最近はずっと動作が鈍かったが、それにしても物事に対する反応が遅い。ということで、刺激のために、だっこして部屋を歩き廻ってみたり。疲れさせただけのような気もするが。

 帰りに大学で実験。今日の失敗は多分にショックだった。もういや。

11月4日(日)

 一日深く落ち込んでいて、チョコフレークの踊り食いなどする。
 実験に行くために外に出たら、死ぬほど寒くてびびる。なんだこれわ。真冬のコートがいるぞ。で、大学に行ったら、昨日たいそう間抜けなことをしていたことに気付き、しばし硬直。

 さて、マガジン読者賞の締切は25日。読み残している作品もあるので急がねば。しかし、海外作品は何がとるか今から予想がつくような気が…。

 スケートカナダ。女子シングルは、1位サラ・ヒューズ(アメリカ)、2位スルツカヤ(ロシア)、3位クワン(アメリカ)。村主選手は4位。まあ、予想通りの順位(サラが大コケするとは思えない…)。スルツカヤはフリーのみだと1位で、ちゃんと巻き返した様子。よかった。
 私はヒューズは結構好きなのだが、一旦気になり出すとあの回転不足ジャンプ(エッジも不正確らしいが、その辺は私にはよくわからない)、どうも気になる。サラのコーチ、サラと一緒に踊ってないで、ちゃんと矯正してくれないかな。まだまだ先は長いんだし。

 で、男子。1位ヤグディン(ロシア)、2位ストイコ(カナダ)、3位エルドリッジ(アメリカ)。ジェーニャと遊んでくれる29歳&30歳のお兄様方がきちんと2位、3位に入ったのは喜ばしいことです。ジャンプさえ跳べれば、あとは全然違うものねえ。まあ、ヤグが1位なのは当たり前なので、この調子で頑張っていただきたいものです。
 さあて、次はいよいよジェーニャ初戦のドイツ大会。

11月5日(月)

 昼間は実験。夕方から当直。

 珍しく実験が気になって、なかなか眠れず。今週はそんなこと気にしてる場合じゃない(?)のに。

11月6日(火)

 午前中は外来。午後大学に戻ってきて、実験結果をチェック。が、昨日からさんざん気になっていたわりには、結果は大したことなかったので脱力。眠いので机で寝る。

 週末から開かれるスパルカッセンカップの公式サイトに、プルシェンコの新FPはロシア国内選(年末)までお預け、と書いてあった…。
 そんな…ということは、下手したら五輪まで見れないのでわ…国内選は日本では放映されないし、1月のヨーロッパ選手権の放映がすぐにあるとは思えない。というか、五輪前に新FPを披露する試合が、たった2試合で大丈夫なのか。よっぽど恥かしいプログラムなんじゃなかろうな…。

 今のところはとりあえず、ドイツ語しかない公式サイトめの情報がウソであることを祈っておこう。

11月7日(水)

 結果は相変わらず出ていないが、実験が少し忙しい。

 Yahoo!BB のモデムが届いた。が、WLKランプが点滅(まだ使えない)。果たして無事に開通するだろうか。
 ちなみに今日、「モデムを届ける」という、昨日と全く同じ文面のメールがもう一度来た。明日同じモデムがもう一組届くのだろうか…。

 SFサイトへ100の質問の101番目の質問に答えてみた

 スパルカッセン公式サイトの文は、タチアナさんが書いたらしい。ということで、今度は「タチアナさんが最後にミーシンチームから取材をした後、ミーシンチームの気が変わった」ことを祈ることにしよう。

11月8日(木)

 何をしていたのかよくわからないうちに深夜になった。おかしいな。エライザと論文チェックと注射と…それだけで夜になるか? ううむ。

 さて、この間ISU(国際スケート連盟)がフィギュアスケートの世界ランキングを発表した。ランキング制度が導入されたのは、ひとまず喜ばしいことだと思う。フィギュアでは、どの試合がどれくらい重要なのか今いち分かりにくいし、計算方法に異論があるとしても、大体のレベルの見当がつくだけでも興味を引きやすくなるのではないか。

 ということで、私が好きな選手は、世界ランキング2位のプルシェンコ、同11位のクリムキン、同19位のユンフェイ・リーであります。

 どうやらジェーニャは、スパルカッセンの記者会見で「ロシア杯で新しいFPを披露するつもり」とのたまったらしい。そんな、ロシア杯(2週間後)で披露するなら、スパルカッセンで滑ったっていいのでわ。その2週間にどれくらいの違いがあるのだ。

 しかし、もし新FP披露はロシア国内選かも、というニュースを知らなければ、この時期にそんなことを言われたらキレてたかもしれんな。事前情報で苦悩していたため、ロシア杯での初披露と聞いて大分ほっとしたが…あのニュースはそのためか?(深読み)

 が、この情報とて、いつ変わるかもしれぬ。それに練習レポートによれば、ジェーニャの調子はさほど良くもないようで…ああ心配だ。

11月9日(金)

 夕方、共用施設の使い方のことで怒り狂う。自分らで文句言って決めさせたルールぐらいきちんと守れよ。ひとの実験の妨害するな。あらぬ疑いをわざわざかけに来るな。

 今日のアリー・my・ラブ4。うんうん、あの男はいいと思うよ。しかしあの俳優がロバート・ダウニー・ジュニアなんだよなあ…。この先どうなるんだろう…。

 京フェス準備は相変わらずイロイロ大変そう。頑張れ、実行委員長!強権を発動するのだ!

 スケートアメリカのTV放映は、NHK・BS7chで、11月11日(日)19〜21時の予定です。世界一可愛いサーシャ・アプトが放映されると思われます。要チェック。

11月10日(土)

 グランプリシリーズ第3戦、スパルカッセンカップ男子ショートプログラム結果速報をお伝えします。
 1位 エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)
 2位 ティモシー・ゲーブル(アメリカ)
 3位 李成江(中国)

 本田は4位。プルシェンコは、去年に比べると点数の伸びが悪い感じで、テクニカルで5.6と5.7が1つずつ出てました。内容は、4トウ3トウ、3アクセル今いち、3ルッツという感じらしい(非公式情報)。ううむ。ストレートラインステップは改善されたのであろうか…。
 ともあれ、明日のフリーでは、新FPが披露されないことでドイツのファンに暴動起こされないよう、素晴らしい演技を見せてね!

 夕方大学へ行った以外は、「これであなたもバレエ通」というバレエ番組を見ながら、冬支度(つまり炬燵を出した)など。バレエで男性がぴったりタイツをはくのは、あれが昔のヨーロッパの伝統的スタイルだからだそうだ。前を強調するのは、女性が胸を強調するのと同じなのだとか。そうだったのか(驚)。
 しかし、そんな理由なら、今では欧米でさえも嫌がられ、バレエ人気を下げる原因の1つとなっているであろうぴったりタイツは、廃止したほうが良いのでは…。

11月11日(日)

 スパルカッセンカップ男子シングル結果速報をお伝えします。
 1位 エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)
 2位 ティモシー・ゲーブル(アメリカ)
 3位 李成江(中国)

 ジェーニャは4トウ3トウ2ループ、3アクセル3トウに3アクセルだった模様(非公式情報)。もしこれが正しいなら、内容的には押さえ気味だが、最終滑走だったので、特に頑張る必要もないと分かっていたのかもしれないし…。
 昨日は「いつもと違ってsolidでもsmoothでもない」などと言われていたが、今日は大丈夫だったようで少し安心。怪我などしてないといいけど。
 ともあれ、グランプリ初戦の優勝おめでとう!新フリー披露予定のロシア杯 も頑張ってね!

 スケートアメリカの放映を見た。ひどいぞ、NHK!男子も女子も、放映されたのは日本人と2位までの選手のみ。なぜ折角3位に入ったアプトのフリーを見せぬ!そんなに見せたくないのか!
 そもそもショートを放映し出した時点でおかしいと思ったのだ。たしかにSPを見せてくれるのは嬉しいが、そのせいで1、2位の選手しか放映しないとなると、話は別だ。五輪シーズンだってのに偏りすぎじゃないのか。きっと今頃非難メールが殺到しているに違いない。

 さて、全米チャンピオン、ティム君の表現力は「表現力がないことがあまり目立たない」程度には改善された気がする。あ、あと髪型が可愛くなってた。誰かさんにもこういう気遣いが欲しいね。
 タケシはなかなかいい感じでした。ただ、フリーの真っ黒け衣装はやっぱりどうかと思うな。

 女子は、若松さんがとても可愛かった。あとは、ダンスのチャイト&サフノフスキー。噂には聞いていたが、イスラエル代表のこの組、胸に大きくユダヤの星をつけた衣装で登場。五輪に出るのに、この時期そんな衣装で大丈夫か。音楽は、前半がハヴァ・ナギラ(プルの3シーズン前のSPの曲)で、サフノフスキーの恐ろしい表情と妙にマッチしていて、お気に入り。

 バンクス『ゲーム・プレイヤー』を読み終わった。もう素晴らしいっす。やっぱり、こうじゃないとね。


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